前回に引き続き、ワタシの小学生サッカーの
コーチング上達の課題を洗い出しています。


さて、実際にコーチングしていて気になったことは
できるだけ代表コーチに相談しているのですが、その都度
「子供たちのプレー・動きの
 本質・原因とその課題」

見抜く事の重要性を思い知らされます。

敢えてちょっとキツい表現で書きますけど、たとえば
パッと見て「上手な子」と「下手な子」とを分けたとき、
各々のプレーの本質を見抜く必要があるのです。

つまり「いま上手い子」と「今はそうでもない子」の差が
ただのスピードの差によるものなのか、神経系の発達の差に
よるものなのか、それとも本当に天才的に上手いのかを
見極めなければなりません。

一つの例を挙げると、特に最近のことで
1~2年生で以前は「そうでもない子」だったのが
「プレーがガラッと変わった(上手くなった)子」に
変化した事例がとても増えてきています。

代表コーチに伺ったところその原因は、神経系の発達
(思いどおりに身体が動くようになってきたこと)が
プレーの精度に結びついたということであり、それによって
自信を持てるようになってきたのが大きいということでした。
(コレはウチのチームでは神経系の発達を促す
 トレーニングを導入していることも大きいと思います)

「この年代の子供というのは個々の身体的成長の差が大きい」
というのはC級コーチライセンス講習会で勉強したつもりでしたけど、
いま目の前で起きていることと結び付けて考えると本当に納得です。


だから今までは観てて「じれったく」なって、つい
「そこでドリブル行っていいんだよ!」とか言ってしまって
いましたが、神経系が発達して「出来る」ようになった子は
自ずと仕掛けられるようになるのだから、それまで焦らず
「待たなければいけない」ということがわかりました。
逆に、子供たちにできないプレーへのトライを強要してしまうと、
結局うまくいかなかったときには本人の自信を無くさせて
しまうのでしょうからねぇ。


また「プレーの本質を分析する意識」を持って観ていると
「一見上手い子」のプレーが、実はとても偏っている事が多い、
ということがだいぶ見て取れるようになってきました。

具体的に言うと、例えば
「左利きで上手く、よく点を取る子だな」と
思っていたのが、よくよく分析すると
「右足でボールを扱えないから右方向にドリブルしたときにも
 ディフェンスに近い側の左足でドリブルするので、結果
 阻まれてしまう。だからボールを持ったとき、たとえ右方向に
 スペースがあっても左にばかり進み、同学年の子と比較して
 少し優れている身体的能力(スピード)のみで振り切って
 コースが開いた瞬間にシュートを撃っているだけだった」
とかですね。

よく「長所を伸ばす」と簡単に言いますけど、こういう場合は
その長所を生かすためにもある程度まで短所は補正してやらないと、
相手に「コイツ左しかいけないんだな」と見抜かれて対策を
打たれたり、他の子の身体・神経的な成長がその子に追いついて
スピードで振り切れなくなったとき、その子の選択肢が
なくなってしまいます。

また得意なプレーで局面を打開できると、やっぱり本人も
気持ちがイイのでそればかりに偏りがちです。まして
子供ですからね。(^-^;

コーチライセンス講習会では、小学生の指導の際
「徹底的にテクニックの質にこだわった指導をすべきだ」と
教わりました。つまりこのケースにあてはめると
「指導者側が両脚の技術レベルを追及しなくなった瞬間、
 間違いなく子供たちはそれ以上伸びなくなるのです」
とのことです。全く同感ですね。

ただウチのチームの場合、問題は1~2年生にどうやって
それを気付かせるか、というところなワケで。。。(-o-;
アイデアは何個かありますが、答えはまだ見つかっていません。


それに、1~2年生に対してあまりアレコレと言って
ノビノビやっているのを邪魔したくないような気もします。


てことで、まず
「プレーをしっかり見極め」つつ、
「のびのびプレーさせられる」ように
していこうと思います。(^-^;
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