pat woodworking に行ってきた
先日、ウチのオクサマの○○歳の誕生日でした。
誕生日プレゼントを結局買っていなかったワタシは焦り、
考えた結果洞爺駅前のパティスリーヴィオレットに
ケーキを買いに行くことにした。
「洞爺駅まで行くのか~」と考えたとき、ふと思い立って
以前から行きたいなと思っていた黒松内の木工房
pat woodworkingさんに連絡を取ってみたところ、突然の電話にも
関わらず訪問についてご快諾いただいた。洞爺でケーキを注文・支払い後に
行ってきました。(本当に「思いつき」だったのでデジカメを
持って行けなかったことが悔やまれます。。。)
こちらは岡田通人さんという、兵庫で工務店を営んでいた方が
独学で一人でやっている木工房です。
蘭越の師匠から
「岡田さんトコは機械がイロイロあるよ」と伺っていたので
楽しみにしていました。実際行ってみると旋盤やら
プレスやらあまり馴染みのない機械がイロイロあって
第一印象は「機械イイな~ 欲しいな~」と思いましたが、
むしろ嬉しかったのが
岡田通人さんの人柄。
会うのは2度目なのですけど人懐っこくて話し好きで、作品に対する
考え方もそして独立した際の心意気なんかとてもためになった。
他に工務店経営時の話なども聞かせてもらい、その頃の状況が
現在のワタシの職場の人間関係に似ていることと
それに対して同じことを思っておられたことを知って
「ウチもこーなんですよー」と妙に親近感を持つに至りました (^-^;
さらに木工作家が陥りがちな椅子のパラダイムにも
「椅子には手ぇ出さん方がエエで、ハマるで~ 笑」と
ズブズブにハマっている人ならではのアドバイスを貰った(笑)
木材の在庫も見せてもらいましたが、
「関西の市で仕入れる」というおそらく北海道では珍しい
仕入れルートによる木材の種類の違いみたいなのが面白かった。
「やっぱナラは北海道ですけどね~」だそうですけどね。
機械に関しては「使ってもエエですよー」と言ってくださったので、
旋盤とかはワタシのデザイン上では今んトコ使い道は浮かびませんけど、
そのうちお言葉に甘えようかなと思っています。
あ、その際にはもちろんそれなりの謝礼は支払ってですよ。
職人の機械を気軽に使わせてもらうなんて、とても失礼に当たります。
(てか普通は使わせてなんて絶対もらえない。ワタシもイヤです)
トラブったときには全修理費+α支払うのは当然ですしね。
関係ないですが伺った時製作中だったケヤキのブックシェルフ。
柾目だったせいか非常に上品な印象。ウチに欲しい(笑)
いずれにしろ年齢も近い(1歳ちがい)ですし、繰り返しになりますけど
人柄がとても大好きになりましたので、ワタシ一人で勝手に
今後もお付き合いをさせていただきたいなぁと思っています。
正直早く行けばヨカッタかな~ とも思いましたが、でも
「ウデはともかく、それなりにモノがわかって
会話ができるレベルになった今」
に訪問できたというのは、やっぱりこのタイミングであるべき
だったのかなと思います。
タイミングも含めて、これが縁ってことなんでしょうかね。